このヘッドホンの音を聴いて、カタログによく書かれている「臨場感」という言葉の意味を初めて本当の意味で理解できました。
普段、レコーディングしている時の空気感がそのまま再現されているんです。
ドラムの音の響きや余韻など、その場にいる人でも聴き逃してしまうような細かな音がしっかり聴き取れて感動します。
音の鳴っている空間をそのまま耳にかぶせたような感じと言えば伝わりますか……?
ファンの皆さんにはぜひこの音を聴いてみてほしいです!この音が、私たちがスタジオで聴いている音なんです。
私はオルタナティブ・ロックの「ガリッ!!」って響くハードな低音が大好き。
洋楽でも邦楽でもそういったアーティストの曲を聴きがちなんですが、イヤホンだとどうしてもそうした音が少し物足りなく感じていました。
でも「WH-1000XM6」ならそんなことなさそう!
今すぐ持って帰って、お気に入りの曲を聴き直したいですね。絶対、最高だろうなって。
もちろん、私の曲もこのヘッドホンで聴いてもらいたいと思ってます。
先日リリースしたばかりの「ときめきEP」には、それぞれテイストの異なる4曲が収録されているんですけど、このヘッドホンなら私がボーカルに込めた想いやこだわりをしっかりと再現してくれそう。
たとえば「ときめき」なら、最初の『ときめきだけを追いかけている イタズラな夢が黙ってないの』の最後の『の』のところでノドをギュッってやっているところとか。
もちろん、楽器の音もスタジオそのまま。
目を閉じて聴いていたら、あのレコーディングの日に戻ったような気持ちになっちゃいました(笑)。
そして、なんといっても映画です!
「360 Upmix for Cinema」の効果がすごくて、機能をオンにした瞬間、音が急に立体的になって驚かされました。道路を逃げているシーンだったのですが、右斜め後方からバイクが迫ってくる感じがめちゃくちゃリアル。
つい振り向いてしまいそうな、まるで映画の中に入ってしまったかのような感覚が新鮮でした。
これでホラー映画とか観たらきっと怖いんだろうな……。
驚いたと言えば、「WH-1000XM6」の装着感にもびっくりしました。
耳にあたるクッションがすごく柔らかくて、本当に気持ちいいんです。
音でいうと「カホ……」って感じ? 圧迫感や重さが全然感じられないのが本当にすごい!
ヘッドホンは頭が大きく見えるからイヤっていう人も多いかもしれませんが、「WH-1000XM6」は頭のかたちにしっかりフィットしてくれるので全然気になりませんでした。
あと、カラーもすっごくかわいいですよね。
私の推しはプラチナシルバー。これだとどんな髪色にも合いそう。
今、私は赤っぽい茶色に染めているのですが、良い感じにマッチしていると思いませんか?
黒髪や金髪にもよく似合う、真っ白すぎず、かといって暗すぎない絶妙なカラーだと思いました。
今回「WH-1000XM6」を触らせていただき、音質から装着感、デザインまで、本当にこだわりの詰まったヘッドホンだと感動しました。
以前からソニー製品には安心感、信頼感みたいなイメージを持っていましたが、この製品を使ってみて、改めてもっとソニーのことが好きになっちゃいました。
もっと良い音で音楽や映画を楽しみたいという人におすすめです!
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Kucci
2025年3月20日公開の映画、「女神降臨」の主題歌「ときめき」でデビュー。
エッジボイスを生かした泣き声のようなエモーショナルで独特な歌声と、小さな心の痛みにそっと寄り添うような繊細なリリックを誰もが口ずさみやすいポップネスメロディに載せる。
90年代のロックバンドを思わせるオルタナティブサウンドが融合したサウンドが特徴。